山梨・笛吹市「利用客減少の宴会場を『お湯のない新しい温泉』へ!山梨県 石和温泉の旅館が2年かけ大幅リニューアル!旅行支援再開後、3月末までの予約件数4.6倍に急増」

山梨県で旅館を運営する株式会社 石和名湯館 糸柳では、2022年末にかけ温泉施設や客室などを大幅リニューアルし、再開した「全国旅行支援」の後押しにより3月末までの予約件数が約4.6倍に急増しました。
2022年10月11日より約2ヶ月半にわたり実施された「全国旅行支援」が2023年1月10日より割引率を引き下げて再開しました。
観光庁の「宿泊旅行統計調査」によると、前回の全国旅行支援が開始された2022年10月の日本人の国内宿泊者数は4,215万人にのぼり、前年同月比+32.7%、感染拡大前の2019年10月と比較しても+5.9%と、日本人の国内旅行需要は復活の兆しを見せています。

国土交通省 観光庁「宿泊旅行統計調査(令和4年10月・第2次速報、令和4年11月第1次速報)」
https://www.mlit.go.jp/kankocho/siryou/toukei/content/001578965.pdf

コロナ禍を経たことで人々の旅行スタイルも徐々に変化してきました。観光業界では旅行需要回復を目指したさまざまな取り組みが行われています。

▼コロナ禍で利用客減少の宴会場を『お湯のない新しい温泉』へリニューアル
全国旅行支援再開の効果も加わり3月末までの予約件数約4.6倍に急増
そのような中で、山梨県の「石和名湯館 糸柳」ではコロナ禍にいち早く旅館を個人利用向けの宿へとシフトしました。社員旅行や団体旅行客が減少したことで使用機会の減った宴会場を2020年8月にお湯のない温泉“天然温泉薬石浴「嵐の湯」”としてリニューアル。
元々調理室からも遠く宴会需要も減少していた同宴会場は、今後の生産性を考えた上でも温泉施設にリニューアルするにあたり最適な場所でした。


リニューアル前 かつて団体旅行等で利用が多かった大型宴会場


リニューアル後 お湯のない温泉『天然温泉薬石浴 嵐の湯』へ

その他にも露天風呂付き客室の増室や、半個室の食事処を増やすなどのリニューアルにも着手。これまでは団体客や会食利用等の60代以上の利用者が多かった同旅館ですが、お子様連れのご家族や女性客などの新たな利用者も増えました。
2022年末にかけて様々なリニューアル工事を終え、2023年1月10日に満を持して再開を迎えた『全国旅行支援』第2弾では、1~3月の予約件数が240件から1,093件と約4.6倍に急増しました。(2023年1月24日時点)また、5類移行の発表も後押しし、日々予約数は伸び続けている状況です。


露天風呂付き特別フロア紫雫 B タイプ


半個室の 食事処『彩花』

▼今後の展望
訪日外国人客の回復、新型コロナウイルス感染症が5類移行の動きも出てきたなか、140年続く老舗旅館として、常に時代に合わせて変化し続けていき、石和温泉という地とお客様の満足を守るために鋭意努めてまいります。

▼「石和名湯館 糸柳」詳細
【お湯のない温泉?天然温泉薬石浴「嵐の湯」】
15種類の薬石を床一面に敷き詰め温泉水をかけ、天然ミネラル豊富な水蒸気を発生させる、じんわりと暖かいミストサウナのような空間です。
薬石の遠赤外線効果とミネラルの相乗効果により、入浴後1~2分で汗と老廃物が排出されます。


室温は約45℃、湿度は80%と、熱いド ライサウナが苦手な人でも入浴可能

【社長が作るこだわりの「感動の朝食バイキング」】
朝食会場のリニューアルに伴い休止していた朝食バイキングが、2022年末より再開しました。
人気のおばんざいコーナーは料理好きの社長が自ら作っており、季節の食材や山梨県ご当地の料理などおよそ100種類用意される朝食バイキングはその品数の豊富さから「感動の朝食」と評されています。


およそ100種類用意される朝食バイキング

▼石和名湯館 糸柳
創業143年。料理屋と宿屋を兼ねた旅籠「槌屋」として創業以来、山梨県石和温泉唯一の老舗旅館として伝統を受け継ぐ。

所在地 : 〒406-0028 山梨県笛吹市石和町駅前13-8
アクセス: JR石和温泉駅より徒歩3分
URL   : https://www.itoyanagi.co.jp/


外観


露天風呂付き特別フロア紫雫 A タイプ

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