新潟・十日町市「1日1組限定、貸切タイプの宿『里山十帖 THE HOUSE』!2棟目『SEN』が新潟県十日町市に2月18日オープン!」

新潟県南魚沼市大沢山温泉『里山十帖』(運営:株式会社自遊人)が、2021年7月に開業した1棟貸切タイプの宿『里山十帖 THE HOUSE IZUMI』。新潟・魚沼地域に残る貴重な古民家をフルリノベーションし、プライベートな滞在をお過ごしいただける宿としてご好評いただいています。2023年2月、新しく開業するのは、里山十帖から車で約30分、ひと山越した十日町市川西エリアの『SEN』。大地の芸術祭越後妻有アートトリエンナーレの開催地で、アート巡りや日本三大薬湯として知られる松之山温泉にもアクセス良好。グループや家族で楽しんでいただくため、4名様まで同料金に設定し、『IZUMI』よりもリーズナブルな価格でお泊まりいただけます。

<CONCEPT>
日本一の大河・信濃川と越後三山を望む隠れ家。

■大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレ開催地である十日町市
里山十帖から車で30分ほどの十日町市川西エリア。十日町市は、国宝 火焔型土器が出土した地として有名なだけでなく、2000年にスタートした大地の芸術祭、越後妻有アートトリエンナーレの開催地としても注目を集めています。集落には1200年の歴史を伝える「千手観音」があり、大地の芸術祭のメイン作品として知られる、ジェームズ・タレルの「光の館」もすぐ近く。晴れた日の朝には川霧と越後三山の絶景が現れます。

■2つのプライベートサウナを存分に
『SEN』に泊まった方だけが楽しめるプライベートサウナ。河岸段丘の森、樹齢500年以上の大ケヤキを望む場所にアウトドアサウナを作りました。体感温度を調節するフィンランド式のセルフロウリュで、6名様まで一緒にサウナをお楽しみいただけます。天井は徹底した断熱を施した上で檜板を貼り、壁には蓄熱効果の高い十和田石を貼りました。さらにもう一つ、建物内にもセルフロウリュ可能なサウナを。こちらは定員2名。岩をくり抜いて作った野趣あふれる水風呂も備えています。 朝晩で2つのサウナを、男女分かれて、2家族で分かれてなど、さまざまな形でお楽しみください。

■明るく開放的でありながら寒くない古民家
貴重な古民家が解体されるいちばんの理由は「寒さ」と「暗さ」。リノベーションコンセプトは「明るく開放的な家」。1階と2階を繋げる吹き抜け、古民家とは思えない大きな窓を設け、内と外をシームレスに繋げました。里山十帖同様、今後100年以上使えるように、躯体はもちろん、土台から根本的に修繕しています。特に古民家の弱点「寒さ」については、現代の断熱技術を取り入れて完璧に克服。しんしんと降る雪を眺めながら、真冬でも快適にお過ごしいただけます。

<FACILITY>
■客室
約100年前に建てられた旧家をフルリノベーションしました。上下階合わせて167m2。家の中心になるのは大きな吹き抜けで、1階のリビングルームと2階団欒スペースをシームレスに繋げます。構造計算した上、可能な限り壁を抜いて窓に変更しました。2台のセミダブルベッドは「シーリー」(アメリカ製)を、羽毛布団や敷き布団は京都の高級寝具メーカー『IWATA』を採用しています。1階の和室に敷き布団2枚、2階の団欒ルームに布団を3枚敷けば最大7名様までご宿泊いただけます。ダイニングテーブルと一体となったキッチンは調理も可能です。家具はフィン・ユールの『ジャパンソファ』『トレイテーブル』(ワンコレクション)、アルネ・ヤコブセンの『スワンチェア』や『セブンチェア』(フリッツ・ハンセン)などを配置。もちろん全て正規品で、まるで椅子博物館のような贅沢な空間です。名作椅子の座り心地を体感してください。

■朝夕食
地元のお母さんのもてなしによるBBQプラン(冬は里山十帖特製レシピによる鍋プラン)を基本に、十日町の日本料理店『ゆげ』のシェフが出張して特別コースを提供するケータリングサービスもご用意しています。周辺には『ミシュランガイド新潟2020特別版』に掲載されたレストランも多数。レストラン巡りの拠点にもぜひご利用ください。朝は地元食材にこだわった身体に優しい朝食をセルフサービスで。食材を持ち込んでの調理も大歓迎です。

■サウナ・内風呂
忙しい現代人にとってのオアシス「サウナ」。『SEN』では、セルフロウリュ可能なフィンランド式サウナを2つご用意しました。河岸段丘の森を望むアウトドアサウナは天井面の断熱にこだわっただけでなく、側面には蓄熱効果の高い十和田石を張り詰めました。定員は6名。水着を着用することで、男女のグループやご家族でお楽しみいただけます。 もう一つの館内サウナは定員2名。小さいながらも総檜貼り。座面を高くして、熱を感じやすくしています。 水風呂はどちらも16度前後の地下水かけ流し(状況により水道水利用のこともあります)。冬は流量を絞るとシングルの水風呂を楽しむこともできます。内風呂は、檜の浴槽をご用意しました。なお『SEN』の内湯は温泉ではありません。温泉は、車で3分ほどの『千手温泉 千年の湯』をご利用ください。

■施設概要
施設名     : 里山十帖 THE HOUSE SEN
          (サトヤマジュウジョウ ザ ハウス セン)
所在地     : 新潟県十日町市伊勢平治13-1
公式サイト   : https://satoyama-jujo.com/thehouse/
アクセス    : JR飯山線、北越急行ほくほく線「十日町」駅から車で13分
          関越自動車道「六日町IC」から車で30分
          ※送迎はございません。タクシーをご利用ください。
構造      : 木造2階建 延床面積167m2
客室数     : 1棟(リビング+ベッドルーム+和室3+キッチン+
          内湯1+サウナ2)、定員7名
プロデュース(総合監修・企画):株式会社自遊人
プロデューサー・クリエイティブディレクター:岩佐 十良
設計      : Y建築設計
事業主・施設運営: 株式会社自遊人(里山十帖)

■MEMBERS
・株式会社自遊人
1989年、武蔵野美術大学に在学する5人の学生が始めたクリエイティブ・カンパニー。当初はデザイン事務所として活動、1990年からは雑誌編集を手掛けるようになり、2000年には雑誌「自遊人」を創刊。「あらゆるものをメディアに」をテーマに、2002年には食品の製造販売をスタート(株式会社自遊人の暮らし)。2004年には東京・日本橋から新潟・南魚沼に移転。2012年に南魚沼市大沢山温泉の旅館を買い取り、2年間のリノベーションを経て2014年に「里山十帖」としてオープンさせた。その後は宿泊施設や飲食店のリノベーション&プロデュースを積極的に行い、2017年に「山形座 瀧波」、2018年に「箱根本箱」「講 大津百町」をディレクション、2020年に「松本十帖」をオープンさせた。「地域の食」をプロデュースすることにも積極的で、「A級グルメ」「ローカルガストロノミー」などの言葉を作るのと同時に新しい食の価値観を世の中に提言。「里山十帖」は2020年に発刊された「ミシュランガイド新潟2020特別版」で一つ星とレッドパビリオンを獲得した。

・Y建築設計 熊谷 善紀(くまがい よしき)
1973年長野県松本市生まれ。東京理科大学卒業。2008年より長野県松本市にて独立。現代建築設計やプロデュースを行うのと並行し、各地域特有の古民家の再生・曳家・移築・プロデュースを数多く手掛ける。古民家再生自社事業として町家や土蔵をリノベーションし、街の景観保持活動に努めている。

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